人間刈り
「……………!!!」

ねぇ。
よくも、私を追い詰めてくれたわね。

呪う。
呪ってあげるよ。

泣きながら、教室を飛び出した私。

誰もいない、近くの公園にたどりついた。

「ここなら。」

こんな所、学生なら、来ないだろう。
少し、安心。

ブランコに腰掛けて、ユラユラとこぐ。

はぁ。
私、随分傷ついたよ?
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