ラズベリーな恋模様(A・T)
その瞬間、7人の目が輝いた。
「作者、いい人やあ」
「おい、エセ関西弁キモいぞ、優喜」
「あっ、けど、作者の言う“気に入ってる”の中に、永遠に完結しないってとこも含まれてるから」
「「「「「「「おい!!!」」」」」」」
項垂れる『青春、始めます!』のメンバー。
それを見ながら、彩子は静かに話し出した。
「まあ、僕らも人のことをとやかく言えないがな」
「どういうことですか?サイコさん」
「僕らは、*Ari*初のミステリーってことで作品の中でもかなり話題になっただろ?でも、作者はある日、悟ったんだよ」
「何をですか?」
彩子は、少し間を置き、きっぱりとこう言った。
「私に、ミステリーは無理だ。ってな」
「いやそれ、今更!?」
「作者の狙いとしては、名○偵コナン的なものにしたかったらしい。でも、どれだけ考えても良案が浮かばず、今に至る……というわけだ」
「まあ、ネタバレになっちゃいますけど、人死んだ所で終わってますからね、今」
「そうだな。僕の存在感の強さをアピールして終わったな」
「ですね」
彩子と西川は、静かに机に突っ伏した。
「おい、自爆してんじゃねえかよ」
凌我は、生きる希望を失った抜け殻のようなキャラクター達を見てため息を吐く。