蘭蝶
バタバタ走って来る音でやっとハッとする


伶「美玲は!!?」


最初に伶が来て言う


力なく首を振ると伶は


伶「俺のせいだ。俺が行かなきゃあんな事にはならなかったのに…!!」


自分を責めている伶


「俺が無理にでも止めてたらこんな事にはならなかった…」


グッと手に自然と力が入る


爪が手の平にめり込んだがそれすら痛いと感じなかった


また、バタバタ走って来るような音がして美玲のお父さん、お母さん、陣、咲、王蝶の奴らが来た


伶弥「美玲は!!!?」


「…まだ…です」


伶弥「…そうか」


「すみません…!!」


優菜「謝らないで…?」


伶「父さん、母さん…俺…どうしよう…」


優菜「取り敢えず貴方達は着替えなさい?」


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