いつ始まるか分からないのが恋である
正体
キーンコーンカーンコーン…

「しっーー、、誰か来る。」

「そんなこといったって…あば」(口を抑えられる)

「はひふんほー」(なにすんのよ)

「いいから、黙っとけ」

ガラガラガラー…


「おい、居るんだろ?」

「ちっ…どこ行きやがった…」


数分後…

「ちょっとやめてよね。なんなの?いきなり!!」
「わりぃ…」
「ってか、だれ?さっき来た男の子」
「あぁ…あいつは……」
「まぁ、いいよもう。……で、あたし達はなんでこうなったの?」

━1時間前━

「ねぇー、真琴!クラス離れちゃったね…」

真琴「ほんっとに最悪。まぢ死にたい。」
真琴「でも沙也加はいいじゃん!高橋と一緒じゃん!」

沙也加「でも高橋くん最近喋ってくんなくてさ…」

真琴「えっ?まぢ?じゃあたし一発ぶん殴ってくる。」
沙也加「や、、やぁめてよ真琴!いい!いい!大丈夫だから。笑」
真琴「ほんとに?なんかあったらゆって。幼なじみのあたしに」
沙也加「うん、ありがとうそろそろ戻るわ!放課後でね!」
真琴「あいよー」


あたしは櫻早(さはや)高校一年森田琴。
とっても美人で優しくて気の利く女の子。
ちょっと口が悪いのは仕方ないとして……
沙也加とは中学校で親友になった。
沙也加の彼氏の高橋とわたしは幼なじみなんだよね…。

真琴「でも、高橋はほんとにダメなやつだ。バカだしアホだし顔も良くないし性格も冷たいしまぢダメダメだし…あば!」(頭叩かれる)

高橋「おい、てめぇなに独り言喋ってんだ」
真琴「あっはは。なーんにも。あれ?もしかして聞こえてた…?」

高橋「今日、天気よくね?」
真琴「あぁ聞いてないのね。全く…これだから…ブツブツ」
高橋「あ?おい。なんだよ」
真琴「何でもないです。ついてこないでくれますか。」
高橋「つめたっ!態度わりぃなお前!なんだよ!」
高橋「あっ。そうだ。ちょっと来い!」
真琴「あぁ!!ちょっとなによ。引っ張んないでよ!!!」

ガラガラ

真琴「んもう!離して!殺すよ!」
高橋「わりぃ笑」
高橋「しっーー、、誰か来る。」

━1時間後━

真琴「って感じでここに連れてこられたんだった。」
真琴「でさ、ここどこ?」
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