気づけよ…馬鹿

不意打ち

今、私は多分世界中の誰よりも幸せかもしれない…

秀太が…私の事を好きだなんて。

しかもずっと前からって…

涙が…でてきそうで…
幸せで本当。

「結菜…俺と付き合えよ…」

秀太はそっぽを向いて…言った
でも私知ってるよ?

そっぽを向いてるけど…
耳まで赤いもん。

「はい!!」

私は最高の笑顔で言った

秀太を好きになって…本当良かった

「お前…これからは俺だけ見ろよ?」

そんな偉そうな言葉にも
キュンとしてしまう…

「うん…秀太しか…見ないよ…?」

そう言うと秀太は顔を赤くして

「うるせぇ.....可愛すぎなんだよ
ばか。」

カァァァァァ。

多分私の顔は赤い

もう迷わない。

「秀太…もう一生離さないから!!」

「う、うるせぇ..それは俺の台詞だっ」

チュッ

そう言って私に触れるだけのキスをした。

「あっ…あ!!ふ、不意打ち…?!」

私の顔は多分真っ赤であたふた

秀太は口の端をクイッと上げて笑っていた。

「あ、あくまぁ。」

「は?」

でもそんな秀太の事が好きなんだよね…
私ってばM?

でもこれからいっぱいいっぱい幸せ。

でも…あの子が来てから変わったんだ。


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