神様っ!!
で、どう頑張ってみよう……

ううん…取り敢えずネイル?

いや、なんか違う。メイクかな?ぱっちりで~睫毛を盛ったら結構イケるのでは……

化粧っ毛のない地味な顔を見つめて、なんか違うよなという気がする。

なんか、もっとこう垢抜けるのは……

鏡の中の自分もうんうん唸っている。

「へ~何、やっと男作る気になったの?」

悩んでいて気がつかなかったけれど、柊が後ろからあたしのノートを覗きこんでいた。ふわりと爽やかな香りが漂う。

チャラい。仕事がら女性の好感度を上げることにかけてこいつの右に出る者はいないだろう。
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