好きなのに
君と僕が出会うまで
『君、彼氏いるのかな?
綺麗な顔してるね〜俺と遊んでよ』

あぁまたか…

『俺、そういうこと興味ないので…つか、男だし』

『えっ!?男?』

九条 凛月(クジョウ リツ)女と間違えられるのこれで
何回目だろう
面倒なのでいつも道理無言で去ろうとしたが

『まってよ、君なら相手でもいいかな』

そう言って腕を掴んでくる
っうわキモ!振り払おうとしたが力が強い

『離してください!』

『どうせ暇なんだろ?大人しく付き合えよ』

どうしよ誰か…

『何してんの?』
振り向くと身長の高い人が立っていた顔はよく見えないが
服装からして男だろう

『てめぇには、関係ねぇだろ』

『暴力とか嫌いなんだけどな~早く離さないと
痛い目見ますよ?』

『チッ』

ナンパ男は、その場から逃げて行き俺と助けてくれた人
とがその場に残される

『…あの!ありがとうございます』

お礼を言おうと振り返る


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