命の祈り【仮】

恐怖で思いきり泣いた。
死ぬことの恐怖、孤独。
こんなときにせいやがいたら
きっとこんなに泣くこともないのに。

その泣き声を聞いた看護師さんが駆けつけた。
手が痺れていることを伝えと先生が直ぐに駆けつけた。

直ぐに検査をしたところ
脳にあった影が更に大きくなって手を動かす神経を圧迫していて痺れて動かなくなり始めているらしい。

時期に腕は全く動かなくなるらしい。
わたしは泣いた。

泣きわめくわたしに先生は安定剤を飲ませた。
少ししたらわたしは眠りについた。
そして夢を見た。

せいやを探して病院中を走り回る夢。
名前をひたすら叫びながら走るとわたしはひとつの扉の前にたどり着く。
「ICU...?」

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