私限定の甘さ

愛ちゃんは、申し訳なさそうな顔をして


「ごめん…」


と、謝った。

「少し悩み事があって…
もう避けたりしないから…」


よかった…


嫌われていたんじゃないんだ…


「悩み事って?」


俺は、不思議に思って聞いてみると、


愛ちゃんはいつもの笑顔になった。
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