冷たい君〜幼馴染に恋をして〜

*私の醜い感情

雛side

私が、屋上を出て10分以上経っただかろうか。

私は、まだ屋上に行く気にならず中庭に居た。

まだ、涙も止まらない…。

拭っても拭っても溢れる涙

ジャリジャリ

そんな音が聞こえて来た

声をかけられることもないだろうと私はそこに留まっていたが

?「雛?」

声をかけられ泣き顔を隠すのを忘れて振り返ってしまった

< 55 / 160 >

この作品をシェア

pagetop