黒い怪物くん

高校生活



俺達は同じ高校に進学した。


また治樹と同じクラスだ。


「鷹哉、また同じクラスだね」

「あぁ…4年目かよ!すごくね!?」

「俺と同じクラスになると、小鳥と同じクラスになれないからちょっと残念?」

「は?んな事ねぇから!」


つまり小鳥に片想い4年目突入してしまった…


「鷹哉は一途だよな…こんなにわかりやすいのに小鳥に気付いてもらえないね」

「わかりやすい!?な、何言ってんだかわかんねぇ…」


治樹には最初の勘違いによって俺の気持ちがバレてしまっただけだ。


あれがなかったら俺の気持ちが他の奴にバレるわけない!
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