犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「楽しみね広島!」



「う、うん…」



すごくノリ気なリリのテンションを下げるわけにもいかず、空元気を見せながら飛行機へ。



離陸までもう間もなくだと、アナウンスが告げた。



____________



「うっわぁぁ、快晴!」



広島に着いた瞬間、そう背伸びをしたのは他の誰でもない私。



あんなにノリ気じゃなかったのに、飛行機から降りて、その景色に圧倒。



すぐ近くに山がある。



青々しくそびえる山が。
< 175 / 387 >

この作品をシェア

pagetop