犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
だとしたら何で…



それに、覚えてないってどういうことなんだろう。



「玉城さん、まだ起きてるかな」



「は?」



「ちょっと話しして____ 」



起き上がろうとした私の背後から、シバくんはギュゥッと私を抱きしめた。



「ちょ、シバくん?」



「行かないで美羽ちゃん……」



か細く聞こえる、シバくんの甘えた声。



咄嗟に力が抜け、シバくんの胸の中へすっぽり。
< 295 / 387 >

この作品をシェア

pagetop