犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「シバく___」



2回目のキスは、触れるように優しく。



私はそっと、シバくんを押し返した。



「好きなんだよ、ずっと」



私は、ひどい女だ。



「ありがとうシバくん。…いつも」



「…帰ろう」



私と同じように、シバくんも私を好きでいること。



痛みを知ってるのに、シバくんを受け入れることができないこと。
< 343 / 387 >

この作品をシェア

pagetop