犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
嫌じゃない。



「じゃあ次、私が鬼!」



抱きついていたシバくんをはがし、振り向いて笑う。



ハッとしたシバくんが、パタパタと遠くへ逃げた。



「5秒数えたらいきまーす!」



「5秒…?!」



「いーち、にー…」



「ずるい…!」



純粋に鬼ごっこを楽しんだの、いつぶりかな。



「ごー!いきまーす!」
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