今、君に伝えたい
「あのさ…」





告白の文を頭の中で何回も再生させる。





緊張する…今顔赤いよね…





よしっと私はもう一度腹をくくった。






がんばれ、私。





言っちゃったら終わりだから…






「優のことが前から好き…………だって言ったら、おかしい?」





優の顔も見れない。





ただただ、白い砂の地面を見つめる。





きっと今優の顔を見たら、恥ずかしさで倒れてしまいそうだから。





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