ミーアキャット
君という才能を見つけた日





俺がまだ言葉を覚え
メロディーを覚えたての
つたない歌が少し歌えるような
子供のころ



君の才能を見つけた



一日違いで生まれた俺たちは
家も近くて両親も仲が良くて
生まれてから今までずっと
一緒に過ごしている


そんな俺たちだけど


今でも俺はあの日を忘れたことはない



いつも二人一緒に行動していた
俺たちは近所の公園で
遊んでいた


「美夜、きらきら星って知ってる?」
 ミヤ


『知ってる!この間ねママに教えてもらったの!』



「一緒に歌おう?」


『うん!』



すぅっと息を吸った彼女が
その息をメロディーとともに
吐き出したとき心臓が震えた







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