海の音〜第一章〜


奏多「あぁ。」

仁「あ、起きてた?」

仁…完全にフリーモードだな…いや、いつもか…はぁ。

奏多「なんだ。」

仁「どうですかー?今日からだろ。一緒に住むの。」

奏多「あぁ。特に変わったことはねーよ。」

仁「え。何も進展ねーの?つまんねー。」

つまんねー…って。

仁「さっさと、聞けよー。城島の件。なんで今更動き始めたか、知れるかも?」

奏多「そう簡単に聞ける話じゃねーだろ。」

仁「まーね。若なら大丈夫っしょー。」

フリーモードの時のこいつは本当に軽いな…

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