海の音〜第一章〜


あれ?

奏多「ん…あ、おはよう。よく眠れたか?」

海「あ、おはようございます。眠れました。…奏多さん早いんですね?」

奏多「んー。あー。仕事してたら朝になってたんだよ。」

海「え!ずっと仕事してたんですか!?」

奏多「あぁ。色々溜まっててな…大変だよ。」

海「そうなんですね…」

入院してる時、ずっと病室に来てくれたからかな…
私のせいだ…

奏多「…どうした?お腹すいたか?朝飯作ろうか。」

海「あ!いえ!あ、朝ご飯は私に作らせてください!何もしないでただ、ずっと住ませて貰うわけに行きませんから…」

奏多「んな事、気にしなくていいんだよ。でも朝飯作ってくれるんなら作ってくれ^^」

海「!!はい!」


< 144 / 221 >

この作品をシェア

pagetop