海の音〜第一章〜

海~高校1年~



- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - -

~高校1年~

悠人「ここ、俺らのたまり場…」

海「えっ…あ、ごめんなさい。知らなくて…」

悠人「…いーよ。ここに居なよ。なんか辛そう。」

海「!?…」

悠人「俺、榊悠人(サカキ ユウト)1年」

海「…あ、山崎海です。同じ1年」

悠人「1年なんだ…見たことない。A~C組の人?」

海「あ、はい。Aです。」

悠人「ハハ…頭いーんだね。どうりで見たことない顔だと思った。俺、D」

私達の学校は、A~Cは特待で、D〜Fが普通科だ。
向かいあわせで、離れているので、直接出会う事はほとんど無い。それに、D~Fは、どちらかと言うと普通科と言うより…不良科…かな?


< 152 / 221 >

この作品をシェア

pagetop