海の音〜第一章〜
笑わなくなった。

今まではずっと笑っていた。
海の笑顔は皆を幸せにした。

僕も海の笑顔には何回も救われた。

だから辛かった。

ずっと海を自分の娘のように見てきていたからこそ、とってもとっても辛かった。

太陽にも腹が立った。


何があろうとも俺は海を守ると決めている。

医者だろうが、血が繋がってなかろうが、

海になら命を捨てれる。

そぅ思っている。その思いは誰にも知られず、

胸の奥に秘めている……
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