海の音〜第一章〜
海「えっ…わかりました…。」

桐生「…やっぱり、居にくいの?家?」

海「え!?あ、嫌!そんなんじゃくて…」

桐生「…海。俺は真実を話すべきだと思う。太陽は気づいてるはずなんだ。だけど、最愛の妻を亡くした事に違いはなくて現実を受け止めきれてないんだ。自分が居たのにも関わらず、守れなかったから…でも、それを自分のせいにせず、全部海のせいにしているのは、それは違うと思うよ。」

海「…。分かってます。けど、本当の事を知っても、現実は変わらないと思います。あの出来事は忘れるべきであって、忘れるべきではない。難しい問題なんです。」

桐生「…海…」
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