海の音〜第一章〜
仁「中々出てこなかったんですよ。山崎海。
実際は違う苗字で隠されていました。」

奏多「違う苗字?」

仁「はい。適当な苗字で隠されていました。」

奏多「それで手こずったのか?」

仁「まぁ、それもそうなんですが、その後ですよ。調べたら、ウィルスがかかるようになっていた上、重度なセキュリティーで守られたんですよ。」

奏多「なぜだ?」
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