キャンディー
私は店を出ると軽快な足取りで自分に 似合いそうなショップを探した。

何軒ものショップを回り 今まで着たくても着れない 服を たくさん買い込んだ。

下着や靴、バッグ・・・気がつけば9万も使っていた。

「使いすぎちゃったかも・・・・」

でも気分は上場だった。


帰りがけに さっきとは別の宝くじ店へ行き


スクラッチをすると また10万円が当たった!やっぱり偶然じゃなかったんだ・・・。

思い切って「ロト6」を買ってみた。

キャリーオーバーが4億にもなっていた。

「どうしよ~・・・当たっちゃうのかな・・・」

不安な気持ちとは反対に、顔の にやけ顔が また止まらない。


家へ帰ると 彼に見つからないように 買ったものを少し取り出し 後は隠した。

今夜も彼が来てくれた。週に1,2度程度なのに連続で来るのは 珍しい。

「よかった~!!元に戻ってないみたいだな!!!」

彼も私と同じこと心配していたらしい・・・。


「うん。綺麗なままだよ」

「体の調子とかも大丈夫なのか!?」

「うん。全然 問題なし!」

「そっか・・・よかった・・・」


そういうと、彼は また私の 裸を舐めるように見つめ 優しく抱いた。









 



 


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