常世(とこよ)の花嫁様

眠る主様

~~~

『おはようございます!塔子様!』

とりあえず、私は今、生きているーーー

塔子「おはよう!!梅ちゃん!!」

梅ちゃんは、私と同い年位の女の子

小柄でまさに、梅の花の様な、可愛らしい子だーーー

梅『昨晩はよくお眠りになられましたか?』


年頃が、近いからと、リンさんが、私の身の回りの世話役に選んでくれた
昨日のーーーお風呂以来であるーーー


塔子「うーん、どうだろう???あ!そーいや、夜鬼は?どうなったの?」
これからの事を思うと余り眠れなかったというのが本音であるが。。。

ーーー問題は、夜鬼、、、

人って倒れる時、あんなに綺麗にパタリと倒れるもんなんだなぁ?飲みまくってたしーーー自業自得だろーけど

梅『それが...あれから、まだお目覚めになられていないらしく。。。
あんな主様は、初めてで、、、皆、とっても心配しております。
私が塔子様のお立場でしたら、きっとーーーきっと、、、食事も喉を通りません!!!それどころかっ、苦しくて苦しくて...』

夜鬼は、まだ起きてないのか...
梅ちゃんは、相変わらず、すぐ物事を悪く考えるみたいでーーー自虐っぽいのは、どうやら、そこからきてるみたいだーーー


塔子「梅ちゃん、あんまひ、ひんぱいしても、体に、毒よもごもご...もご...」(あんまり、心配しても、体に、毒よ、ほっときゃ、そのうち起きるわよ)と、言ってる

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