先生日記


 「いってきます!」
  いつもより元気に挨拶をして家を出た。
  ペダルに足をかけいざ出発!
  でも、ここで不安になってきた…。

  周りには小学校の時の友だちが沢山。
  みんな友達とか、複数で来てるの見たら
  不安になった。
  それでも私は、可能性はある。
  そう、自分に言い聞かせてペダルをこぎ続けた。
  あっという間に中学校についた。

 「おはよう!」と声があちこちで飛び交う中
  誰も私には声をかけてくれない。
  ほら。また浮いてる。
  自分でもわかってるよ。そんなこと。
  一気にあたしは自信をなくした。
  他の小学校から来る子にもきつい視線を浴びた。
  やっぱり無理なんだ。
  期待してた自分が馬鹿だった。
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