一番星シリーズ~おまけSS
「すず可愛すぎ」



そう言って唇を合わせてきた。


そのまま侵入してきた舌はゆっくりと咥内を撫で回していく。


そして舌を絡めたあとまた砕かれているポッキーを掬い上げると、そのまま離れていく。



「ご馳走さま」



ごっくんと飲み込んだあと微笑みながらそう言った蒼ちゃんにまた鼓動が跳ねた。



蒼ちゃんのあらゆる仕草や行動にやられっぱなしのあたしだけれど、そんな蒼ちゃんも凄く好き。


いまだにやさしく細められている瞳を見ながら、



「蒼ちゃん大好き!」



そう言って目の前の胸に飛び込んだ。




fin.
< 25 / 99 >

この作品をシェア

pagetop