諦めた夢を古本屋『松岡』が叶えます
どこかとは、テレビで見たのだ。
松岡さん達は、私を見ていた。
私の大きい声に反応して、コバさんと昇哉さんは、なんのことだと言わんばかりに立ってドアの方に歩み寄ってきた。
「……親父、なんで……ここに。太橋さん、どういうことですか?」
松岡さんは、太橋さんを怒ることもなく、今起こったことが信じられないのか目をこすっていた。
くるみさんが言っていたことは事実だったのだ。