君が好きです!
「あのね、ゆうくんっ!

朝はお見苦しいものを見せてしまってごめんっ
それなのに私、ヘンタイ呼ばわりして......」



雪から発せられた意外な言葉に俺は思わず拍子抜けする




............いや、ぜんぜん大丈夫というか
朝からいいもの見れてすごくラッキーでした。





というよりそんな事を言うために1階上の俺の教室まで全速力で走ってきたのかと思うと笑いが込み上げてくる

だけど




「ほんと、あんなもの他の男に見せるんじゃねーぞ........
バツとして今日の放課後はデートだな」



俺はいつものように意地悪な声で答えた、すると




.........ほらね?



...........雪はいつものように顔を赤く染めて小さく頷いた




この雪の困った顔がみたくてまたいじわるしてしまうんだ


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