キスと涙で愛を知る【加筆修正・完】
【新しい変化】




夏休みも終わり、また日常の生活に戻った、というわけではなくすぐに文化祭に向けての準備がスタート。


夏休み中もクラスの出し物に関しては数日集まれる人で集まって準備を始めていたけど、学校が始まるとどのクラスも本格的に準備をしていくから全体的に雰囲気が明るい気がする。


「菜流、携帯見てニヤニヤするのそろそろやめようか」


「星渚との思い出に浸って何が悪いの」


菜流が見ているのは夏休みに星渚さんと遊びに行ったときの写メ。美男美女が満面の笑みで映ってるから雑誌の記事か何かかな?と錯覚してしまう。


星渚さんも菜流との写メを待ち受けにしてるに違いない。


「でも今自習中ね、ちょっとでも課題やろうね?」


3限目は先生が学会か何かに行くからと課題だけ用意されて自習中。皆自由に席を移動してうるさくない程度におしゃべりしつつも課題はちゃんと進めてる。


ただし菜流は手をつけていない。


「あと30分もあれば終わるから大丈夫。しかも英語の課題だし」


「確かに菜流は英語得意だけども」


「あ、明日歌問4間違ってる」


「教えてくれてありがとうそして私が心配するまでもなかったね!」


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