光ることを忘れた太陽。

「……おい」


今だって、尚を見てると胸があたたかくなる。


鼓動が速くなって、ドキドキする。


こんな気持ち、初めてだよ。



これはきっと、尚の魔法。


いつかこの魔法の正体を知ることができるかな?


それまで大切に、心の中であっためておくんだ。


いつかきっと、尚が教えてくれるから。



「……咲希」


もちろん、尚のことは大好きだよ。


その気持ちが友達としてなのか、恋愛対象としてなのかはわからないけど。


でも、一緒にいたいって思うんだ。



これからも、2人で支え合っていきたいとも思う。


この気持ちは、なんなんだろう?




「……咲希!」


「えっ?」


大声で呼ばれ慌てて振り向くと、そこには顔を赤くしてため息をついた尚がいた。
< 101 / 301 >

この作品をシェア

pagetop