光ることを忘れた太陽。

“ 好き ”



私が尚のことを、好き……。


なぜだか、胸の中でその言葉がスッと溶けた。


きっと、今の気持ちにピッタリな言葉。



いつだって私の隣には尚がいた。


どんなときだって助けてくれた。



尚は私のヒーローなんだよ。


いつも私を照らしてくれる。


正しい道へ導いてくれる。


私が笑顔でいられるのは尚のおかげなんだよ。



だから私が輝くためには尚がいてくれなきゃダメなんだ。


尚の存在は私の中で、それほど大きいんだよ?



いない生活なんて想像できない。


……違う、想像したくない。



私はずっと尚と一緒にいたい。


これからの未来も尚と一緒に過ごしていきたい。




ずっと前から触れてた尚のあたたかさ。


それは私だけに向けられてるの?


それとも、他の誰かにも?


今はこんなことを考えてる自分がいる。
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