俺の隣にいろよ。


「おいブス、着いたぞ。」

金髪の彼がそういう。
ブスは否定出来ないしする気もないから黙っておくわ。

「…で、ここはどこ?」

「お姫さん入ってみればわかるよ〜」

って、チャラいのが言うから、
とりあえずドアを開けてみた。

「……。」

中にはテレビ、冷蔵庫、ソファー、ゲーム機など、
生活に必要なものはなんでも揃っていた。

ガラス張りの大きな机を囲むようにして
ひとりがけのソファーが4つ
そして、いわゆるお誕生日席のようなところには
2人がけの真っ白いソファーが1つ。
黒で統一されたこの部屋にぽつんと、
でも、存在感を漂わせてあった。
< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop