猫のドタバタ日記



斎「失礼します。副長、朝餉です。郁もおいで。」


襖がスッと開いて、顔を出したのは斎藤さん。



郁「んみゃ?」


あさげ、ってなんだろ?


歳「郁、行くぞ。飯だ飯。」


ああ!ご飯!


猫ちゃんのご飯だよね、美味しいかな?



テクテクテク



スッ



麩を開けると大部屋が。


がやがやしてて楽しそう。

食堂みたいなところなのかな?



歳「ちょっと耳貸せ!昨日からここに住んでる猫の郁だ。仲良くしてやれよ。」


部屋の真ん中に行ったと思ったらあたしの紹介。

仲間の輪に入れたみたいで嬉しいな、だなんて。


郁「にゃん!」


皆「(かわいい…)」



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