イジワルな彼とネガティブ彼女
起きたら3日の朝9時で、なんとなくテレビをつけたら、まだまだお正月特番ばかりで、すぐに消した。


届いていた年賀状を見たら出していないのがあって、ポストに投函するついでにコンビニへ行くことにして、部屋着のままダウンをはおって部屋を出た。


ポストにハガキを投函する時に、楓さんのマンションが見えた。


青空に向かってそびえ立つマンションは、今は遠い存在だった。


コンビニでサンドイッチとアイスを買って、トボトボと部屋に帰った。


アイスをスプーンですくいながらぼんやりしてたら、テーブルに置きっぱなしにしてたスマホが点滅していた。


見たら、美和からのメッセージだった。


『あけましておめでとー★


今年もよろしくね!


実は、去年の大みそかに・・・』


ここから空白が続き、私はスクロールし続けた。


『宏介にプロポーズされました!!!』


それを読んだら、私までドキドキしてしまった。


『もちろん、即答でオッケーして、私の両親への挨拶も済んで、明日入籍するんだ。


式も挙げるから、莉子ぜーったいに出席してよね!』



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