サイコパスゲーム
こういうときされることと言えばただ一つ。




レイプだ。




「ナツちゃん...、なんであの時逃げたの?

ボク...その後寂しくて寂しくて。
・・・
早く、ナツちゃんとひとつになりたいから...。」

かすれた声を甲高くする大河先輩。

虫唾が走った。

あたしとひとつになりたい。

あたしはその意味を悟った。

というか、悟らざるを得なかったのだ。

もうダメだ。

ハジメテだったんだけどな、普通に。


大河先輩がじりじりと距離を詰めてくる。

舞美ちゃんと緑ちゃんがあたしを捕まえているから、

逃げることは不可能だろう。


「やっと、ナツちゃんと、ひとつになれる」


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