空に星が輝く限り、私はきみを忘れない~Dearest~
その日、遅くまで昴と電話をした。


ベッドの上で、毛布にくるまりながら、色んなことを話した。


好きな食べ物のこと、嫌いな教科のこと、お気に入りの音楽のこと、将来の夢のこと、犬と猫とどっちが好きかということ。


気付いたら夜が明けてて、カーテンの向こうから光が射し込んでいることに気付いて、二人で驚いてしまった。


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