空に星が輝く限り、私はきみを忘れない～Dearest～

昴とは、幼稚園の時からの友だちだ。


家が近所で、そこから小中とずっと同じ学校で、クラスこそ違う時はあったけれど、いつもつるんでいた。


親友といっても差し支えはないと思う。


僕はそう思っていたし、きっと昴もそう思っていたはずだ。


それくらい、僕たちは仲が良かった。


正反対の性格ながら不思議と気は合ったし、昴といる時には、僕は余計な気遣いをしないですんだ。


何というか、昴は、そこにいるのが当たり前みたいな存在だった。