命短き、花初恋。
私は、島津さんに励まされてもなお








立ち直れず、








舞音くんからの連絡やメールも全て無視し








てしまっていた。








デスクワークに打ち込む日々。








でも、








とてもじゃないけど、こんな状況で舞音く








んに会おうだなんて、そんな強靭なメンタ








ルは持ち合わせてはなかった。








「水元!」








部長に呼ばれる。








「最近、里倉先生と連絡は?」








「え?」








「なんか最近、作風が変わってきたと言うか








…体調大丈夫なのか?」








「え…」








「たまには、会いに行くのも大事だぞ。何し








ろ、作家と担当は信頼関係で成り立ってい








るからな。」








「信頼関係…」








「まぁ、頑張れよ。」








「はい…」








もちろん、舞音くんを信頼していない訳じ








ゃない。








むしろ、信じたい。








でも、








もし、最悪の結果だとしたら








私はこの先、どうやって舞音くんと








里倉先生と関係を築けば良いのだろうか。
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