‐部恋。 Round 02‐


「それでもいいよっ!
 お母さんに
 連絡しとこっと。」


嬉しくてしょうがない私は
笑みが止まらないまま
お母さんにメールを打つ。


そんな私を見ていた
北山くんは
プッと吹き出した。



「すぐ一人で笑うー!
 あんまり見ないでよっ;」


『あまりに嬉しそうだから
 俺も浮かれてきた!』


北山くんは
私に向かって
二カッと笑った。


すると私もつられて
笑ってしまうんだ。


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