ワンコ時々オオカミ

虎子

コンコン
「大諏訪様をお連れしました」となんとか火室から離れて水瀬はドアをノックした。

「ど〜ぞ〜」と部屋から声が聞こえた。

水瀬はとっ手を握るとピーピーガチャとなり、ドアを開けた。

「今、目が離せないので少しお待ちください」とパソコン越しに言った。

「こちらに」と火室がソファに座る様にうながした水瀬は部屋にある小さなキッチンカウンターに向かった。

「すみません」と梓は革張りのソファーに座った、部屋を見渡すといかにも役員の部屋という感じだか一番目立つところにネトゲーのフィギュアところ狭しと並んでいた。
(真琴はそっち系?)と心の中で苦笑い。

< 29 / 87 >

この作品をシェア

pagetop