ワンコ時々オオカミ
「これ開けてもいいですか?」

「どうぞ」と梓はひきつりながらニコリ。

「センパーイ、その目、怖いですよ、睨んでいる様にしか見えませ〜ん」と座って火室に向かって話す。

「すまんそんなつもりはないのだが」と梓を睨んだまま話す。

いや、睨んでるよ〜

「ミ〜はとられないから大丈夫ですよ〜」と箱を開けながら話す。

「ははは、それより訳を教えてください」と顔はひきつらせたまま。

「まあまあ、焦らずゆっくり、ウワッかわいい、ミ〜見て〜」と水瀬を呼ぶ。
「どうしたんですか」と水瀬は真琴のところまできた。
「かわいらいしデザインですねそれに何色でしょ?ピンク色とはわかるんですけど」口紅をジッと見る。

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