キミといた日々 。





自分から離れたのに、頬は涙で濡れるばかり。



泣いてばっかりの自分が、情けなくて。



また、涙があふれる。



だんだんと日も暮れて、
部屋の前にいたあの人も
帰ったであろう頃、
わたしは涙をぬぐい、屋上を後にした。



部屋の前に着くと、予想通り、誰もいなくて…。



自分がそうしたくせに、
静まり返った1人きりの部屋でベッドの枕を濡らした。
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