キミといた日々 。



〜 和真side〜



術衣を着て、小春の元へ行くと
少し驚いた顔をしたけど、少し表情が柔らかくなった気がした。

よかった…

ちょっとは、不安取り除けたかな…?

手を繋ぎ、手術室に入ると
小春は麻酔の流れてくる酸素マスクをつけられた。

だんだん小春の目がトロンとしてくるのが分かる。

ついには、
そっと目を閉じ、意識を手放した。

俺は、マスク越しに
小春のおでこにキスをすると手術室を出た。
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