私のかわいい弟はホモでした




「ゔぅ゛…あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ!!!!」


12月の寒い夜、私はすぐ隣で寝ていたお母さんの、悲痛な叫び声で、目が覚めた


「お、お母さん!?」


お母さんは、ベッドのシーツを、関節が白くなるぐらいにギュッと掴んでいる


私は必死で、お母さんに声をかけ続けた

ほかに、どうすればいいかわからなかったから


「大丈夫!?お母さん、頑張って!負けないで!!」


すると、お父さんもお母さんの異変に気づいて、すぐに起きてきた


「おい、どうした!? まさか、もう陣痛が始まったのか?」


お母さんは、お父さんを一目見ると、大声で叫んだ


「痛い!!!!助けて!!!!」


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