新聞部に入りたい。

「ありがとう。受け取っておきます。」



今までにない笑顔だった。


内心、ちょっとドキッとしたがバレないように鼻をかくふりをする。


席に戻った瞬間に安藤さんに肩をバシッと叩かれ「うっ」と小さく声を漏らしてしまった。



「薫ちゃん。新聞にはいったの?やばいよぉ。」



「...はぁ...」
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