好きな人は幼馴染み ー短編集ー
「ナツミを貰ってもいい??」

先輩が表情を一転させて真面目な顔で言うと、アコもオロオロした態度を一転させて、大きな瞳で射抜くように先輩を見ると


「なっちゃんは、私にとって凄く
大切な人です!それに、なっちゃんは
モノじゃないです。
軽い気持ちだったら許しませんっ!
どうなんですか?先輩……」


ふふふ(笑)
さすが幼なじみ
私の親友2人は言う事が丸かぶりね


先輩は私を見て優しく微笑むと


「…ナツミは愛されてんな
でも、それ以上に俺はお前の事を
愛すし、大切にするから見ててよ…」


その言葉に胸の奥がキュンっとなって


「絶対ですか?約束してくださいね!
私も先輩がなっちゃんにどう接していくか見てますからね!」


この言葉で私はいつもアコに
支えられてるんだなと実感した。


私もまだまだ捨てたもんじゃないね!
これからの恋の予感と
大好きな幼なじみ達とずっとこうやって
乗り越えていくんだから!




おわり

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