俺様上司と私の秘密の恋。
なんか、部長酔ってる?
って余計なこと考えてる場合じゃない!!
こんなこと考えてる間もカウントダウンは進んでいて。
「4……3……」
え、うそ。
「いーち、ぜ……」
「その!!!
男の人より飲んでる自分が情けなくて……
女として終わってると思ったからですっ!!」
と、勢いよく言ってしまった。
ってか、10秒以内に言わなかったらどうするつもりだったんだろう。
「ぶはっ!ちょ、お前……笑わせんなよ。
吹いたじゃねぇかよ、汚ねぇ」
汚いって自分が吹いただけだし、笑わせたつもりもないですよ。
「す、すいません」
って、なんで私が謝ってるんだろう。