俺様上司と私の秘密の恋。






「さ、僕はもう行くよ。
これを確認したかっただけなんだ。
時間を取らせてしまって悪かった。
次は水曜日の14時に打ち合わせだったよね?」





「あ、はい、そうです。
あの、高島社長」





「なんだい?」





「その……すいませんでした。
このことは他言しないでいただけると嬉しいです。
それからこれからもよろしくお願いします」





「あぁ、約束するよ。
じゃあ、また水曜日に」





と、伝票を持って去っていった。





まさかバレるなんて思ってなかった。





でもよかった。





契約破棄にならなくて。





< 141 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop