俺様上司と私の秘密の恋。





取り敢えず2人を上げてお茶を出す。





もしかして……やっぱりあの嘘はバレてたの?





そんなこと思いながらも気になって仕方ない。





気になるなら聞くのが一番だよね?





「どうしたんですか?こんな時間に2人で」





「令奈、島にはバレた」





やっぱり……





あの嘘は通らなかったのか……





「雛沢、どうしてあんとき嘘ついたんだよ」





「や、えっと……みんなに知られるわけにはいかないと思って……」





「だからって俺にまでか?」





「……ごめん」





謝ることしかできない。





でも、同期とはいえ会社の人間だから用心に越したことはないと思ったんだ。






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